2025/04/28 18:00

「SI-1」という、エメラルドカットにおいてはやや挑戦的なクラリティグレードで登場した、0.343ctのダイヤモンド。
エメラルドカットは、ブリリアントカットのように細かいファセットが無いため、光の反射でインクルージョンを目立たなくさせることが難しく、通常はVSクラス以上が理想とされます。

しかし、今回ご紹介の石は、「SI-1」とはいえ非常に抜け感のあるフェザーインクルージョンで、しかも石の端に位置しているため、視覚的な影響はほとんどありません。
実際に目にしたとき、その澄んだ輝きからは、グレード以上の美しさを感じていただけるはずです。

そもそもエメラルドカットが施されるダイヤモンドは、そのカットが映えるだけの「中身の良さ」が求められるもの。だからこそ、選ばれし一石なのです。控えめながらも格調高い、芯のある輝きをお楽しみください。