2025/05/26 18:00

鑑定書の写真だけを見ると、まるで透明な結晶にピンク色のガーネットがちょこんと寄り添っているよう。
ですが、実物は結晶全体にごく淡くピンクが溶け込んだような色合いをしています。

肉眼ではほとんど見えないものの、色付きのインクルージョンがあるというだけで、
グレーディングでは1ランクほど評価が下がってしまうのが現実。
けれど、それは言い換えれば、本来の美しさを秘めたまま評価が控えめになっている“狙い目”の一石ということでもあります。

ダイヤモンドの中にそっと抱かれた、もうひとつの宝石の物語。
それを“欠点”と見るか“魅力”と見るかは、あなた次第です。