2025/05/09 18:00
0.7ctにちょっとだけ届かない、大きめのオールドヨーロピアンカットのダイヤモンドです。「SI-2」ですが一つ一つのインクルージョンは細かめのフェザーで目立たなく、肉眼での輝きはバッチリです。外縁部分のわずかな凹みは欠けではなく、この時代のダイヤモンドにはよく見られる「ナチュラル」と呼ばれる原石の表面が残った部分。いわゆる“生地足らず”という、原石がいびつだったことでラウンドになり切れなかった名残です。カッターさんが最大限の美しさを引き出し、原石を余すところなく生かしたカット。美しい1ピースです。